イブ「子宮蓄膿症」になる!

2007年7月25日(水)
2,3日前から、散歩の時に、よく立ち止まり、オマタのあたりを舐めていたのですが、
朝の散歩で、ついに2〜3歩歩いては、オマタを舐める状況になりました。

それまでにも、ときどき漏れていた子宮内の膿が、限界を超え、一杯になって、絶え間なく
漏れてきたと思われます。

歩くスピードも遅く、朝食もまったく食べなかったので、これは変だと思い、次男推薦の、
行きつけの動物病院の開院時間を待って、イブだけを車にのせ、連れて行きました。
(ちび太は、お留守番です。)

動物病院がすいていたので、すぐに診察して頂けました。

まず、触診
大きなしこりやふくらみは無いもよう。

ついで、腹部エコー検査
分かりづらいものの、黒くまるい水分の影らしいものがみえる。

先生がティッシュで陰部を拭くと、オリモノが...
緑っぽい色と匂いで、膿だと断定。

血液検査
うで(前足?)から、血液を採取し、検査機械にかけると..
白血球の値は、多いものの、正常値ぎりぎり。

総合的に判断して、70〜80%の確率で、子宮蓄膿症という診断が下りました。

子宮蓄膿症が疑わしいのは私にも分かりましたが、他の可能性を尋ねてみました。
すると、
子宮ガンだと、血液がもっとでることが多い。膀胱や尿道の炎症にしては、膿が多い。
との、解説でした。

子宮蓄膿症なら、できる限り早く、子宮と卵巣を摘出することが望ましい。

というわけで、
そこで、イブは、この日の午後、子宮卵巣摘出手術をうけることとなりました。

すぐに手術をしてもらえるのが、個人病院のいいところですね。

2時か3時頃からの手術になるので、その時間に連絡がとれる電話番号として、
携帯の番号を、手術承諾書に記入、
「さ、帰ろか〜。」というそぶりのイブを預け、帰宅しました。


手術のことが気になりながら、病院からの連絡を待ったのですが、この日は
夜まで連絡なし。病院の留守電に、連絡下さいと、伝言するも連絡なし!

あとで聞いたら、万一のことがあったら、電話するということだったらしく、
連絡がなかったのは、良いことだったようです。

手術が、無事に終わったかどうか、その後の様子はどうなのか、飼い主としては、
大変気になります。無事でも、連絡くれたら、うれしかったな〜。

子宮蓄膿症
発情期(生理の時)に、異物である精子を迎えるため、子宮の免疫力が落ちます。
その状態の子宮に入った大腸菌を代表とする細菌が、受精卵を育てるために
居心地がよくなった子宮内で、増殖。雄雄しく戦った白血球や細菌の死骸である膿が、
閉じた子宮口にはばまれ、子宮にどんどんたまる、という病気です。
放置していると、膿がたまった子宮が破裂するおそれがある。
細菌の毒素が、他の臓器を侵し、腎不全、心不全などを引き起こすことが多い。
今のところ、ベストな治療は、できる限り早期に、子宮卵巣の摘出を行うことだそうです。


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